日本では戦時中に、日中戦争、なぜ、反戦運動が起きなかったのか。NHKの戦争記録ドキュメントを見ながら、気づいた。中国の戦場に着けば、日本で教えられたのとは違い、日本は劣勢、兵士は消耗品の扱いです。話が違うと、帰国したいと言っても、許されない。軍から逃亡しようと思っても、日本の家族は、粉骨砕身し国に尽くせと、出兵兵士にエールを送っていたのです。国内では情報統制が敷かれ、戦争は勝ってるから、逃げ出すのは、わがままであり、非国民と郷土では家族が村八分に会う。これでは、どうしようもない。この構造は、企業のサラリーマンの過労死と同じものです。企業では、上司の命令、指示は、絶対であり、守らなければ、辞職です。企業社会の内部構造、社内派閥、上層部の政治家との癒着、営利第一主義など、企業の暗部は、マスコミは報道しない。公務員、警察や検察もふくめ、も同様な暗部があるが、ほうどうしない。だから、勤務先に反抗するものは、個人に問題があると考えやすい。また、転職は、裏切りと、とらえられやすい。社会の共同体は正しく、それに適合できぬものは、落ち込れと、自身も家族、近所も考える。ルース・ベネディクトの 菊と刀 が成立する社会には、情報統制が前提にあると思う。

Follow me!